川崎で『債務整理』なら【弁護士法人心 川崎法律事務所】へ

弁護士による債務整理@川崎

「債務整理」に関するお役立ち情報

借金はいくらからやばいのか│債務整理を検討すべき時期

  • 文責:所長 弁護士 秋葉俊孝
  • 最終更新日:2025年8月27日

1 はじめに

債務に悩まれる方の中には、そもそも弁護士に相談すべき段階なのか、弁護士に依頼して債務整理に踏み切る段階なのか悩まれてしまい、なかなか第一歩を踏み切れずにいる方がいらっしゃいます。

2 借金はいくらからやばいのか

借金の金額だけで一概に債務整理に踏み切るべきか判断することはできません。

一般的には年収の3分の1を超えると危険水準と言われています。

もっとも、金利や返済額によって変わりますので単純に借金の額面だけで決まるものではありません。

どちらかというと月々の返済額と収支のバランスの方を注意する必要があります。

一時的な収入不足が原因なら別ですが、恒常的に返済のために返済をしている状況であれば危険です。

賞与などで解消できれば話は変わりますが、いわゆる自転車操業の状態では債務が膨らむばかりですので、債務整理を早急に検討すべき段階に入っています。

真面目な人ほど頑張ってしまいがちですが、返済の見込みがないのに借り続けるのはかえって債権者にとっても迷惑な話になりますし、免責に響くおそれも出てきます。

自転車操業状態の方は、早めに一度弁護士に相談することをおすすめします。

同じような理由でキャッシングやカードローンの限度額が来てしまい、他に借入先が見つからないような状態の方も早めの相談をおすすめします。

キャッシングができないからといって、クレジットで商品を購入し転売する行為、いわゆるクレジット枠の現金化は厳禁です。

換金行為として免責不許可事由にあたりますので、問題となる前に早期に弁護士へ相談すべきです。

3 利息だけ払って元金が減らないような場合

特にリボルビング払いをされている方だと、月々の支払をよく確認すると、利息ばかり支払っていて肝心の元金が全然減っていない方がいらっしゃいます。

返済ができている方でも、このままでは一向に債務は減りません。

その場合は破産でなくとも任意整理や個人再生で解決できる場合がありますので、積極的に弁護士へ相談すべきです。

4 おわりに

明確に借金の金額だけで債務整理すべきかどうかが決まるものではありません。

結局はお一人お一人の収支の状況、今後の収支の変化などを考慮して決めることになります。

しかし、上記のような状況にある方は、新たな生活へ向かうためにもできれば早めに弁護士へ相談すべきです。

弁護士紹介へ

スタッフ紹介へ