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債務整理後の生活の変化と対策

  • 文責:所長 弁護士 秋葉俊孝
  • 最終更新日:2025年5月8日

1 債務整理後に訪れる生活の変化は主に2つ

債務整理にはいくつかの種類がありますが、いずれの方法を用いても借金等の返済の負荷を軽減することができます。

もっとも、債務整理によって経済的な信用が低下することに伴う不利益もありますし、また再度同じような状態に陥らないための努力を続けていく必要もあります。

このことから、債務整理後の生活には、次の2つの変化が訪れます。

①一定期間新たな借入れやクレジットカードの申込みの審査が通らない

②家計管理を続け収入の範囲内で生活していく

以下、これらの変化の具体的な内容と対策について説明します。

2 一定期間新たな借入れやクレジットカード申込みの審査が通らない

債務整理をすると、信用情報機関が管理している信用情報に事故情報が登録されます。

事故情報は一定期間が経過するまで抹消されません。

任意整理や個人再生の場合、最長で完済から5年間、自己破産の場合、最長で破産手続開始決定日から7年間、事故情報は登録されるとされています。

そして、信用情報に事故情報が登録されている間は、新たな借入れやクレジットカードの申込みをしても、通常は審査が通りません。

もっとも、このことは生活を立て直すチャンスと考えることもできます。

一度債務整理をせざるを得ない状況に陥った以上、債務整理後は借入れやクレジットカードの利用をしなくて済むように生活を組み立てるべきです。

個人再生や自己破産をした場合には、特に注意するべきことがあります。

個人再生、自己破産をした際には官報に掲載され、これを見た違法な貸金業者(いわゆるヤミ金)が勧誘をしてくる可能性があります。

ヤミ金は、新たな借入れができないことに付け込んで勧誘をしてくるものと考えられますが、大きなトラブルに発展する可能性がありますので、絶対にヤミ金からお金を借りてはいけません。

3 家計管理を続けていく必要がある

2で説明した、新たな借入れ等をすることのない生活を組み立てることに関連しますが、債務整理後はしっかりと家計管理を続けていきましょう。

任意整理、個人再生をした場合には、数年間は返済が続きます。

収入を減らさないこと、および支出を増やさないことが大切です。

自己破産をした場合も、家計が赤字にならないように、場合によっては綿密な家計管理を続けることが重要です。

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